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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.180 2026.10.01(金)高橋実

大手SIerの見積には、ダイバーシティ代が乗っている

お世話になります。
の高橋です。

大手SIerと中小のシステム屋、
同じようなシステムで見積を取ると金額が3倍以上違うことがありますね
大手の見積は何にそんなにかかっているのか?についてお話しします。

ズバリ見積の中心は技術者の人件費です、が、
技術者の給与も3倍なのか?というと、そうでもありません。

以下のようなコストも、どうしても価格に反映せざるを得ないものです。
・ダイバーシティ推進や働き方改革の取り組み、SDGsやCSR
・テレビCMや新聞広告などの広告宣伝費
・新卒採用や研修などの人事活動費
・都心の本社ビルの賃料、間接部門、株主対応、接待交際費などなど

これらは大手が大手であるための、真っ当で立派な維持費です。
悪いことでは全くなく、弊所もいつか大手になったら皆様に要求するコストです。
ただここでは、「結局、そのコストを払っているのは発注した御社ですよ」ということを
切実にお伝えしたいです。

大手SIerに御社のシステムを頼むメリットもあります。
倒産リスクが低い、何かあったときの責任の受け皿がかなり大きい、などです。

全国に拠点があって少しでも止まってはならないシステム、社会的責任の重いシステム、
たとえば人命にかかわるようなものであれば
当然それだけの対価を払わねばならないでしょう。

どちらに頼むかの判断は非常に簡単です。
御社が自社の顧客に対し
それだけの対価を払ってでも果たすべき義務を負っているのか?に尽きます。

義務があるならよし、遠慮なく大手に頼むべきです。
もしそうでないなら、つまり「日常の業務がこれまで通り回るシステムを維持したい」だけなら、
中小のシステム屋に頼むほうが、同じ予算で相当のメリットが手にできるはずです。

上記、システムの発注先選定の参考になれば幸いです。
本日もお疲れさまでした。

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