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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.174 2026.04.01(木)高橋実

一般的システムで済ませるか、独自設計でキッチリ作り込むか

お世話になります。
の高橋です。

業務システムの導入を考える際、社長さんとしては
既製のパッケージを買うか?
それとも自社向けに作り込むか?
まずはこの2択に迫られることになろうかと思います。

どちらが正解かと聞かれても、答えはひとつではありませんが
判断の軸は意外とシンプルです。
「コストをどちらに押しつけるか」という観点で
この2択に迫ることが可能です。

パッケージを買って済ませることは
自分たちの業務、仕事のやり方を
データベースに合わせるのと同義です。

システムを自社向けに作り込むのは、
データベースを自分たちの業務に合わせる行為です。

パッケージを買うとソフトは安いが仕事が増え、
独自設計でキッチリ作り込むとソフトは高いが仕事はラクです。
言い換えると、「パッケージは従業員にコストを押し付ける」
「作り込みはソフト側にコストを押し付ける」となります。
どちらのコストがより許容できるか、それが判断の核心です。

パッケージで済ませるべきは
会計ソフト、(定型的な)勤怠管理・給与管理
が代表格となろうかと思います。
これらは業界全体どころか国全体でほぼ共通のルール(法律)で動いていて、
ここに自社の独自性は無い、と定義できる会社さんがほとんどです。
法改正対応のアップデートも非常に安く済むので、
ここは総務経理の従業員さんに頑張ってもらいましょう。

また、BtoCの業界は業界それ自体が競争が激しい傾向で
それに合わせてパッケージソフトも豊富です。

一方、独自設計でキッチリ作り込むべきシステムは何か?というと
こちらははっきりした定番・定型・定石はありませんが
その業務のやり方自体が、自社の強みそのものになっている場合は
作り込みの方が適しているといえるでしょう。

独自の加工技術に合わせた生産の工程や細かい配合、
独自のノウハウをもってした精度・品質・満足度の高い顧客対応や受発注、
うまくいっている囲い込み手法など
こうした「自社の金儲けの源泉」の要素は
キッチリとシステムに起こし、再現性を目標に落とし込むべきです。
ここをパッケージソフトに合わせてしまうと、
同じソフトを持つ競合他社の業務品質に一歩近づくことになります。

もちろん、一番の源泉はヒト、つまり個々の従業員さんではありましょうが
業務システムは社風を作る大きな要素の一つです。
ソフトがヒトに与える影響は少なからずあるはずです。
「源泉」の核心が仕事のやり方にあるのなら、
そこを守るための作り込みは投資として十分に成立します。

また、業務や「源泉」問わず、
ソフトを使う人間のコスト減を優先すべき場合
それだけで作りこみには大きな価値が生まれます。
日々の仕事が忙しく、業務のやり方を変えること(パッケージに合わせること)に
莫大な手間や混乱が予想される場合は
素直に独自設計のシステムを作り始めるべきです。
利用人数が多ければ多いほど、費用対効果は上がります。
ここは従業員でなくシステム屋さんに頑張ってもらいましょう。

上記、まとめると、判断の軸はほぼひとつです。
「この業務は、他社と同じでいいのか、違うべきなのか」
他社と同じでいいならパッケージで済ませ、
自社独自を守るべきなら作り込む。それだけです。
現実的には、両方の要素が混在していますので
その割合を鑑みて、最初の2択を決められればよいでしょう。

本日もお疲れさまでした。

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