お世話になります。
の高橋です。
「人間のエンジニアはやがて機械に置き換えられるか」
これはIT業界で長年繰り返し行われる議論の一つですが
未だ人間であるSEが圧倒的な優位にあります。
過去、どのような機械が開発されても、
それら機械が出力する値に合否を出すのは人間でした。
機械の誤りを発見するのも人間、訂正を行うのもまた人間です。
これはスパコンしかり、昨今のAIしかり、本質的なところは同じで
「人間」の隆盛はまだまだ衰えそうにないのが
わたしの見方です。
特に中小企業のシステムの導入にに限れば、
提案、設計、開発、展開、保守も含め、
具体的な所作はすべて「人間」が重点の商売です。
お客にはその先のお客がいて、関係者はすべて人間です。
より多くの人間がよりバランスよく充足するよう案を出せるのは
今のところは機械でなく人間にのみなし得る所業です。
機械の部分、ソフトやハード、
それらがシステムに占める割合は精々2~3割です。
残りは「人間」です。
そのことがわからずお客や自分自身を
まるで機械のように捉えてやまないSEは
一人残らず退場する運命にありました。
まだまだ、もうしばらく、この情勢は変わりそうにありません。
本日もお疲れさまでした。
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