お世話になります。
の高橋です。
オリジナルシステムの製作や
また既存システムのカスタマイズ(カストマイズ)を行う際、
御社の従業員とシステム会社のSEが意見交換すり合わせを行う、
というのはよくあることだと思います。
従業員の誰をその窓口にするか?
社内の人員選定が重要であることは既にご認識のことと思いますが
システム会社のSEの選定、御社とSEとの相性、も
同じぐらい重要であることは意識されていますでしょうか?
顧客である御社から依頼があり次第、
システム会社は設計のため任意のSEを投入します。
システム会社は、その規模が大きくなるほどに
経験の浅いSEを教育のため現場へ投入する機会が多くあります。
小さいシステム会社の場合は人員不足のため、
技能やコミュニケーションに問題があるSEを
現場投入せざるを得ないというケースもあります。
御社がシステム会社に各種費用を支払うのは
あくまで会社存続・生き残りのためです。
システム会社の若手SEを教育する、あるいは
粗悪なSEを養うために御社がカネを払うのは不本意でありましょう。
SEの選定基準はそう難しくありません。
話が通じ齟齬が少ない、御社の業務を理解しようとする姿勢がある、
技能に問題がない(完成品や試作品が想定通り運用できる)、
その程度の基準で充分です。
これは御社が社内人員を評価するにあたっての大枠と
抽象的には大差がないはずです。
システム会社へ依頼、打ち合わせを行う際は
システム会社のSEの優劣を見極める努力を行ってください。
どうやら優劣の劣に該当しそうな予想となれば、
早めにSE交代の依頼や、難しい場合は別のシステム会社を検討することが
システムのコストパフォーマンスをさらに向上する要素になることでしょう。
少し具体的には以下のアクションを行うのがよいでしょう。
・窓口となる従業員に、SEの優劣について率直に感想を求める
・システム会社が若手SEを寄越すならベテランも付き添わせる
※優良な大手さんであれば、要求せずともベテラン付になるはずです
・SEとの相性がシステム造りにおいて重要であることを
システム会社にしつこく(熱心に)伝える
システム会社であるわたしたちの立場で申し上げるのは
手前味噌のため不躾で焦慮に駆られる思いですが
システム設計の要、主役はシステム会社のSEです。
あなたが従業員やシステム会社へ丸投げの姿勢だと
問題がある場合に早期に気づくことが難しくなるため、
上記なるべく早い段階での着手をお勧めいたします。
本日もお疲れさまでした。
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