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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.149 2024.03.26(水)高橋実

システムは機能よりマスタも大事

お世話になります。
の、高橋です。

内製にしても外注にしても
製作したシステムの順調な滑り出しには
事前のマスタ(マスター・ファイル)の準備が必要です。

これまでは帳面だけで付けていた記録を電子化するためにシステムを組んだ
という場合、上記の概念が欠落しがちで
その結果システムが運用に乗せられず
方向転換あるいは逆戻り(=システムの破棄) の事態が発生します。

現状として完全アナログな業務について
電子化することを検討する場合は
いきなり「システムを導入する」というのも悪くはありませんが
例えばいったん二重管理になってもよいのでExcelで管理してみる、
といったことを検討されてもよいかもしれません。

システムは機能(プログラム、データベース)とマスタデータの組み合わせです。
マスタデータは会社の独自の過去のノウハウの蓄積物であり、
これが不十分な状態のシステムでは
明日の運用を回せるはずもありません。

たとえば帳面の記載をExcelに集めてみると
システムに求められる項目とその目的がより明確になり
今後システムを構築する際の要求事項の抜け漏れが減ること請け合いです。

あるシステムを別のシステムに乗り換えられる場合も同様です。
過去の伝票データはもちろんですが、既に構築済みのマスタデータが
新しいシステムへ正しくコンバートできるかどうか?
ぜひご確認なさることをお勧めいたします。

本日もお疲れさまでした。

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