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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.129 2022.07.15(土)高橋実

営業担当と開発担当に繋がりが無いシステム会社に要注意

お世話になります。
の、高橋です。

システム製作の委託先(請負先)を検討する上での注意点について述べます。

今回の表題は、
いわゆるパッケージソフト(ソリューション)の購入には関係しません。
あくまでカスタマイズシステムの製作・展開・導入の依頼先を選定する上での注意点となります。

パッケージソフトと対をなすカスタマイズシステムは、
(1)業界あるいは企業(すなわち各顧客との)独自の商習慣にマッチしている
(2)企業独自の事情(極端な人員不足など)に対応しやすい
  ※平たく言うと「誰でも使いやすい」
(3)トラブル発生等の際に、手厚いアフターケアが得られる
といったような要素を含め、
「データベース(つまりシステムの仕様)に仕事のやり方を合わせて変える」
という必要がなく運用できることが大きなメリットであるはずです。

システムの営業マンは、上記のような需要を心得ていますので
概ねどのような要件に対しても「(パッケージソフトでないので、カスタマイズは)容易にできます」と判をつきます。
その結果営業マンは受注を得て、実際にシステム作製を行うSEなどの開発人員へとバトンタッチします。
バトンタッチをした営業マンは、次の営業先へと消えます。

システム開発の発注後、そのままシステムの開発・展開・運用までが
事前の約束通りスムーズに進めばよいですが、
うまくいかない場合もあるのがシステム開発というものです。

一旦逃げ出した営業マンは捕まえにくく、
無事捕まえたとしても現状で我慢するか、費用の増額をするか、の二択を迫られるのがオチです。

営業担当と開発担当に繋がりがあるか?
発注前に、営業マンが、システムの作製を実際に行う人員と引き合わせてくれるか?
も、システム会社の選定の一因とすることをお勧めします。

本日もお疲れさまでした。

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