お世話になります。
の、高橋です。
知り合いのデスクワーカー(クリエイターです)から聞いた話です。
その会社では、以下のような「従業員監視のソフト」が稼働しているそうです。
・各従業員が使うノートパソコンにソフトが常駐している
・そのソフトは、一定時間おきに「写真」を撮って上司に送る
(ノートパソコンについているカメラで自動的に撮影するそうです)
・そのソフトは、ノートパソコンの使用状況(マウス、キーボード、開いている画面の名前など)
のレポートを毎日作成し、上司に自動的に送る
・上司は、そのソフトから送られてくるレポートを毎日確認する
・その上司のパソコンにも同じソフトが入っている
その結果なにが起こったかというと
・プログラムのできる同僚が、「そのソフトの目を誤魔化す」というソフトを作った
・カメラに映る画像は偽造のものに自動的に置き換えられる
・マウス、キーボード、画面の操作ログを自動的に捏造する
・その誤魔化しソフトがヒラ社員の間で大流行り
・上司も同じ誤魔化しソフトをいつの間にか使うようになった
警備をかいくぐるルパン三世の映画みたいな話ですね。
全員、業務時間を使って泥棒ごっこに勤しんでいます。
もとはと言えば「パソコンに何かしらソフトを入れれば簡単に監視ができる」と思っている
社長さん(か、社内SE)の考えが甘いです。
勤務態度の良し悪しは、目を見て話せばわかるでしょうに。
サボりを防ぐそのやり方の手を抜いているなんて、まったく世話のない話です。
本日もお疲れさまでした。
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