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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.97 2020.03.17(水)高橋実

社内SEの採用においてITの資格ほど役に立たぬものはない

お世話になります。
の、高橋です。

よほど高級(その資格保持だけで専門家として「メシが食える」)な資格でない限り、
IT関連の資格がある=その仕事を任せられる、とはならないのが現状です。

日本で取得できるIT関連の資格は、
 ・実務経験不要
 ・更新不要
 ・英語能力不要
であるものがほとんどです。

また、ITのプロではない方々が
「その資格の名前は聞いたことがある」
と思うような資格は、残念ながら、そのほとんどが(雇う側にとっては)飾りとなります。

それもそのはず、よく見聞きする名前の資格は
プロでない方々のために用意されており、
プロでない方々に向けて資格法人(や教材の販売店)が広告宣伝を行うため、
プロでない方々が「その資格の名前は聞いたことがある」と、なるのです。

ほとんどの資格は勉学におけるイチ目標という位置づけであり、
保持者に社内SEを任せてよいかどうかの指標とはなり得ません。

もちろん無いよりは有る方がマシです。
でも、
 ・資格のない候補者A
 ・資格保持者の候補者B
このA・Bのどちらが社内SEとして活躍するか?は
やはり資格以外の要素で見抜かなければならぬのです。

社内SEを選ぶには、他の業務に就かせる従業員を選ぶのと同様、
社長さんの「人を見る目」が試されます。
履歴書に輝く資格名の文字列に、大切なカンを奪われないように注意してください。

本日もお疲れさまでした。

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