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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.95 2020.01.27(火)高橋実

非機能要求という概念をご存じですか?

お世話になります。
の、高橋です。

ある知り合いのシステム屋から初耳の言葉を聞き、意味を教わりました。
この概念を理屈として知っておけばどの社長さんにも役に立つ知識であると思い、
コラムとしてシェアします。

システムの「機能」として表されるものは
・○○の省力化ができる
・ミス防止
・スマートフォンで業務ができる
・○○の管理(入出力)ができる
・○○の可視化ができる
・○○に関するアラートを自動表示
などです。
チラシの営業文句によく書いてあるものですね。
システムの導入で企業の業務にどのようなメリットを与えるか、を考えるときによく用いる要素です。

対して、システムの「非機能」は
・何年間、そのシステムは運用できる想定なのか
・対応OSは?新OSへの切り替えは?
・蓄積するデータの件数や年数に制限は?
・数年後に機能拡張が安価にできやすい仕組みか?
・別のシステムに移行する際のやりやすさは?
・保守体制は?そもそも保守契約は可能なのか?
・障害に対する想定は?
・セキュリティについての取り組みは?
などです。
システムの機能(今日時点で動作することに必要な要素)でなく、
何年も先を見据えた長期間の安定運用と進化のための要件を
非機能要求と呼ぶそうです。

つまり、非機能要件とは、
「システム営業マンが『そこを突かれると弱い』と思うところ」です(笑)

システムの検討の際には、本件の非機能要件についても、一考されることをお勧めします。

本日もお疲れさまでした。

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