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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.86 2018.08.05(月)高橋実

資質を持った従業員をシステムの一部として組み込んでしまう戦法

お世話になります。
の、高橋です。

・従順である
・長期的な勤務が見込める
・システムやITについて明るい

このような従業員の存在は、企業のIT投資における宝物です。
資質を持つ従業員を、システムの一部(一機能)として捉えると、
ITに関する投資費用を抑えることができるかもしれません。
以下のような業務の割り当てを行うのがお勧めです。

①システムの運用チェック業務
 システムは「入力」「出力」「出力物の整合性の確認」
 この3つの運用で正しく成り立ちます。

 特に3つめ「出力物の整合性の確認」について、
 その照合作業がカンタンに済むようなシステムを組むと構築費が高額になります。
 綿密な照合作業を、資質を持つ特別な従業員に従事させることで、
 自動照合機能についてのコストを削減し、他のシステム機能への投資割合を増やすことができます。

②サブシステムの構築・運用
 システムから出力されるデータを、自由自在にExcelで加工できる人員が存在するなら、
 システムにはデータの集計機能がほぼ必要なくなります。
 また、そのExcelを二次活用して別の管理業務に活かすことができれば
 当該の管理業務に使う機能については、システムに搭載する必要がなくなります。

③システム改善案の取りまとめ役
 各現場におけるシステムへの要望をとりまとめ、
 ある程度の要・不要の判断を添えた会議資料レポートを社内で作成できるなら、
 外部のコンサルを雇わずに済んだり、払うフィーを安くできるでしょう。

本日もお疲れさまでした。

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