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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.72 2017.07.10(火)高橋実

業務システムは会社そのもの

お世話になります。
の、高橋です。

わたしたちは、「業務システムは会社そのもの」と考えて、
日々のシステム製作に励んでおります。

これは、自らの業務に誇りをもって取り組み、社長さんの役に立つため、
という崇高な目的もあってのことなのですが、
「そうじゃなくてもやっぱり、事実上、システムは会社そのものと言える要素もあるだろう」とも思います。
私たちがシステムを大切にする理由などについて以下に述べます。

①人間には延ばせない寿命があるがシステムはそうでない
 どんなエース従業員でも活躍するのは2~30年間であり、
 そのうち特に脂が乗っているのは長くて10年程度でしょう。
 システムは何年分のデータであっても蓄積をすることが可能です。
 時代に応じて機器は古くなりますが、費用をかければ延命が可能です。

②システムが極端に進化した場合、人間がシステムの下請けになってしまう
 システムには会社の想いが詰まっていて、その想いはシステムの入出力のルールとして具体化します。
 ルールとは、表現を変えれば制限である、とも言えます。
 システムが極端に進化すると、人間(従業員)は端から端までシステムの言うこと(制限)に従わねばならなくなります。
 システムが人を働かせているという、社長さんからすると理想(?)の姿の完成です。
 ※こうなることを願ってシステムを構築する社長さんは案外多いです。
  社長が先導してシステムを作り、システムが先導して従業員を働かせる、という構図です。

③引継ぎが比較的簡単
 従業員の引継ぎには多大な労力を要します。
 その割に、労力さえ支払えば十分な引継ぎができるかというと
 全くそうならないのが実情です。
 人間の能力や優位性は、言葉にできないしマネできない、再現不能な要素によるものが大きいためです。
 対してシステムの引継ぎ(リプレース)は、人間の引継ぎに比べると遥かに簡単です。
 設計書が無くても、全ての機能とデータを確認すれば6~8割方の推察ができるケースがほとんどです。

結論、わたしたちとしては
「従業員の育成も当然大事ですが、システムも同時に育てていきましょう」
というススメを、各企業の社長さんに推進させていただきたい次第であります。

本日もお疲れさまでした。

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