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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.46 2014.08.14(金)高橋実

見える化(視える化、可視化)しすぎてはイケナイ事情もある

お世話になります。
の、高橋です。

システム・エンジニアにはシステムに関する技術がありますが、
会社の経営、運営、現場については詳しくない場合が多くあります。
(それぞれ得意としている業種が異なるという事情もあります。)

そのため、システムエンジニアのみにシステムのすべてを設計させると、
何でもかんでも数値で評価し、集計数値のランキングを全従業員のもとにオープンにする、
といった「相互監視作用が働く仕組み」を築き上げようとします。

そのようなシステムは
「血の気がなくあまりに機械的、従業員も人間だ」
などと現場の反発を受けて、導入が失敗に終わります。

うまく導入ができ得る最適な仕組みを作るために
わたしたちは、システムの設計にあたっては
社長さんや現場(の責任者)のご意見を必ず取り入れるように
工夫を凝らしております。

システムは、管理レベルが高くなるほど
 ・入出力業務の現場運用負担
 ・遡及訂正の困難化
 ・相互監視
の性質が強くなり、導入の難易度が上昇します。

ただし、かと言って管理レベルが低すぎるとシステムを導入する意味が薄くなるため
「うまい塩梅」でのシステム設計を行うことが、
社長さん、現場責任者、そしてわたしたちの腕の見せ所となります。

システム作りを依頼される際はその点ご理解の上、
ご意見・ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。

本日もお疲れさまでした。

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