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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.40 2014.04.29(水)高橋実

システム化の際には、業務それ自体を見直してしまうのがおトク

お世話になります。
の、高橋です。

システムを検討される「きっかけ」は、さまざまなものがあると思います。
 ・受注量増大による業務の多忙化
 ・人員減少による業務の多忙化
 ・各取引先への個別対応が多いことによる多忙化
 ・取り扱い品種の増大による業務の多忙化
 ・現行システムの老朽化、保守人員の消滅
 ・現行システムの利用期限(サポート期間、リース期間)
 ・取引先や銀行からの推奨圧力
 ・法律や制度の変化への対応
 ・引っ越し、買収、統合

どんなきっかけおよび理由でシステムを導入するとしても、
せっかくシステムを導入あるいは刷新されるのでしたら、
その際に「業務の棚卸」を行うことをお勧めします。

 ・誰が何のために何をしているのか
 ・その業務にルールは存在するのか
 ・他の人から見えにくいように隠された業務は無いか
 ・過剰な調達、過剰な値引きは無いか
 ・納期回答の精度は適切か
 ・仕事の計測(原価、作業時間など)を適切にしているか
 ・社内の連絡や伝達に時間を取られすぎていないか

上記のように問題点は企業により様々で複雑となる場合もありますが、
まずは各部署の業務の流れを図で表してみるところから
始めるとよいでしょう。
特別なツールやソフトウェアを使う必要はありません。
大きな紙とペンがあればどの社長さんでも出来ることであると考えます。

ときには重箱の隅を楊枝でほじくるような疑問が表出しますが、
「システムを新しくするから、その費用がムダにならぬよう、会社のすべてを洗い出す必要があるのだ」
などと従業員に説明すれば理解を得られやすいです。
この際ですので、システムの存在をダシにして、聞きにくいことも聞いてしまいましょう。

本日もお疲れさまでした。

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