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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.39 2014.02.28(土)高橋実

ITセミナーは行かなくていい

お世話になります。
の、高橋です。

「システムについてのセミナーなんかはやっていないのかね?」
社長さんよりごく稀にですがこんな質問をいただくことがあります。
わたしたちの回答は「セミナーは一切やりません」です。

理由がいくつかございますので
今回のコラムではその点を述べたく思います。

①動員数を確保するのが大変・予定調整負荷が大きい
会場を借りて行う以上、ガラガラというのも味気ないものです。
満席に近い参加者数にてセミナーを開催したいというのが人情ですが
特定の場所・日時を事前に決定せねばならぬため
参加される社長さん達の予定調整負担が大きくなります。

②内容を薄くせねばならない
多数の参加者に向けて、
登壇者は同一の内容で語らねばならぬのがセミナーというものです。
参加者数が増えれば増えるほど、内容を濃くした際に退屈に感じる参加者が増えるため
できるだけ「誰にでもわかる」、
つまり「ちょっと調べたらわかる」「ちょっと考えたら充分に予想できる」程度の内容で
セミナーを構成する必要があります。

具体例を出すほどに場がしらけるという事情もあります。
たとえば「金属加工の製造業の生産管理システムの成功事例」
という濃い内容をお話したとしても、
やはり同じ金属製造業企業であろうが取引先や取り扱い品種・量が異なり、
各社において仕事のやり方は千差万別です。
具体例を提示すると「あ、ウチそれ関係ないワ」と
資料の別のページをペラペラめくる参加者が現れるのは事実です。

③セミナーそれ自体が役に立つことは無い
参加された皆様は、セミナーの講釈を聞いて、じゃあどうすればよいのか?といいますと
結局のところ「セミナーの主催者に個別相談をする」という選択肢しかありません。

以上を一文でまとめると
「開催の手間・ご参加の手間の割にお互い役に立たない」
と考えているため、システムに関するセミナーは行わないようにしております。

お困りごとや問題点があったり、
どこに問題点を見出すべきか?といったお悩みがあれば
セミナーでなく個別にご対応しますので
遠慮なく相談いただければ幸いです。

本日もお疲れさまでした。

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