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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.10 2011.04.16(日)高橋実

システム導入企業数?導入率?など統計を見てもあまり役に立たない

お世話になります。
の、高橋です。

「このようなシステムは全国〇〇社(会社数)ぐらいの会社が
 導入していると聞いたがウチも導入するべきか?」
というご質問を、社長さんから頂くことがあります。
答えは大体NOで落ち着くことが多いです。

正直なところ、システムがどうこうという統計は
 (1)営業マンの殺し文句
 (2)国策(本当に国力増強したいのか、あるいは富士通日立NTTデータの言いなりか)
 (3)アカデミック(大学や評論家のエライさん同士の争い)
上記いずれかに利用されているだけで、
社長さんやわたしたちのビジネスマン人生にとっては
しばらく関係のないことが多いです。

従業員(システム担当の)はこのテの統計を妄信しがちです。
グラフの右下に「何々省庁のホームページより抜粋」と書いてあれば効果抜群です。
そのまま社長への説得文句(稟議)に流用したり、
システム営業マンの思うつぼに言うこと聞いたりと世話が無いですが
どうか社長さんだけは冷静に物事を判断してください。

どうせそんな棒グラフ円グラフは
「全業種の」かつ
「規模問わず中小企業全体、あるいは大企業さえ含む」
というスケールが大きすぎる加工統計です。

社長さんの会社でそのシステムが本当に必要なのかどうか?は、
「お客さんの顔見てたらわかる」と思います。

わからなければ会計士の先生や商工会議所等を頼って、
「同業他社」
「できるだけ同規模」
「できるだけ商圏が近い」
に該当する他社さんのシステム投資具合を調査すれば
十分判断可能であると思います。

本日もお疲れさまでした。

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