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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.151 2024.05.01(木)高橋実

勘と経験の属人的業務が会社を支えている

お世話になります。
の高橋です。

どの中小企業でも少なからず属人的業務というものは存在します。
「属人的」業務とは「その人にしか出来ない」業務のことを指します。
特定の人員に限られた、人間関係や業務の遂行における職人ワザのことです。

世のITベンダーは口を揃えて属人的業務の解消を謳います。
やれExcelマクロをやめろだの業務手順を標準化しろだの文句を並べて
「属人的」という言葉にネガティブな意味を持たせようと努力をしています。

ITベンダーが属人解消を訴求するのは自社パッケージを販売するためです。
ご認識の通り属人的業務にはデメリットやリスクも当然存在しますが、
ITベンダーは主目的達成のためにこのネガティブな面を強調する主張を繰り返します。

しかし、属人的業務は本来感謝の対象となるべきものです。
その人ならではの資質に根ざしたその職人ワザが提供されているおかげで
周囲の人や取引先が助かっている、という事実については正当に評価をするべきです。

安易にそれを「解消」あるいは「脱却」すると業務品質が低下する可能性があります。
そもそも売り文句通りに業務を標準化すること自体ができず導入が頓挫する可能性もあります。
ITベンダー以外の誰も得しない結果にならぬよう、
パッケージやソリューションの検討は慎重に行うことをお勧めします。

ことAccessに関して万が一お困りの場合は
わたしたちがそのシステムをそのままの形で維持できるようメンテいたしますので
お気軽にご相談ください。
ご連絡いただくのは実際に困った事態が発生してから、で充分でございます。

本日もお疲れさまでした。

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