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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.136 2023.02.27(火)高橋実

「かかるものはかかるんです」これが正直に言えぬソフトハウスは皆倒産してしまった

お世話になります。
の、高橋です。

正直なお話ですが、お客さまへ提示する見積を作成するとき、わたしたちはいつも悩んでいます。
毎度必死のパッチで原価や管理費等積み上げ、料金を算出しています。

目安指標や相場感、過去提供実績による統計、
経験による勘、などがいくらあれども、悩みます。
それは見積事件つまり「いま目の前にしているお客の抱えている課題」が、
これまで経験したお客のそれとは毎回必ず異なるため、です。

見積に悩む!
これはわたしたちのようなITベンダーに限らず、
専門職に該当するどの企業さんでも共通の課題かと思われます。

ことIT業者においては、かつ、同業知り合いを知る限りですが
「個々のお客に、個々にかかるコストを、個々に正直にお伝えする」
これができぬ会社は軒並み解散あるいは事業撤退してしまいました。

高値ではそもそも受注ができないので論外として
安値あるいはお客の指値で提示するならその理由を説明しご理解いただかないと
いずれわたしたちが立ち行かなくなり、結果お客に迷惑をかけることになります。

わたしたちの費用は他社ITベンダーで解決する場合と比べ安価となるとは思いますが
長年この組織が存続しているのには理由があります。
「かかるものはかかるんです」を正直に伝える姿勢を持ち続けていること
それでも予算に歩み寄る際はその理由を理解いただけるお客さまがいること
この2点に尽きます。

日頃ご愛顧いただいている
お客様におかれましては
毎度の難儀をお聞きいただきまして
この場をお借りして、陳謝と感謝を申し上げたく思います。

本日もお疲れさまでした。

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