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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.127 2022.05.01(月)高橋実

なぜUTMがシステムの邪魔をするのか

お世話になります。
の、高橋です。

なぜUTMが業務システムの動作の阻害要因となることがあるのか?
それは、「ウイルスはシステムのひとつだから」
という観点で理解することもできます。

ウイルスの動作はおおむね以下の通りです。
①コンピュータ内に何らかの方法で配置される
②プログラムを実行する
③実行結果が別のコンピュータ、別のファイルあるいはネットワーク上のサーバへ送られる
④内部処理については自動的に実行し、ユーザにそのソースコード等の存在を意識させない

上記の通り、業務システムと目的や結果が違えど
ウイルスもいちシステムに属するプログラム群である、と捉えることもできます。

UTMの性能がいくら高くても、そこを通過するプログラムの各目的までは把握できません。
目的とはあくまで携わる人間の感情や意思であるためです。

何の学習もさせていないUTMから見ると、
業務システムもウイルスも似たようなものです。
その結果、「UTMを入れたら業務システムが安定稼働しなくなる」という
現象に見舞われるわけですね。

わたしたちがUTMの導入をお勧めしない理由がここにあります。

本日もお疲れさまでした。

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