お世話になります。
の、高橋です。
企業内の情報システム部門、社内SEに据えるべき
従業員の素質について、わたしたちの考えをお伝えします。
採用や人事のご参考までに。
①数字に強い
簿記や原価計算ができなくとも、数字に強い人間はいます。
それは物事を数値評価することについて抵抗のない(あるいは好む)人間です。
数値評価を行うにはロジカルシンキングが欠かせません。
ロジカルシンキングの得意な人間は、社内SEの素質ありと言えるでしょう。
②対人能力がある
システム(プログラミング言語)との対話には、画一的な正解があります。
そのため、誰でも勉強さえすればシステムのウワベは理解可能です。
対して、人間との対話には正解がありません。
社内SEの真価は社内でのコミュニケーションで発揮されます。
社内SEには、可能な限りコミュニケーションが上手な人間を選定すべきです。
③ある程度の公平性を持っている
システムは全従業員を等しく働かせるためのものです。
「誰々が好きだからどうのこうの」と考える脳を持つ人間は
社内のITから遠ざけておくのが無難です。
④仕事ができる
仕事ができる人間は、問題発見の能力と問題対処の能力の両方があります。
社内ITの面倒を見る人間は、仕事ができる人間であるべきです。
仕事がヘタな人間にITを任せると、その脳足らずが社内全体の足を引っ張ることになります。
⑤システムに対しての関心がある
上記①~④が備わっていれば特に問題なしと言えますが
さらに、プログラムやシステムそれ自体に強い関心を持つ人間が
社内SEに適しているといえます。
システムに対する関心は、システム屋への要求レベルに直結します。
優れた社内SEと優れたシステム屋の組み合わせで、より高次のシステムを構築できることでしょう。
⑥大局観がある
「論理的にはそれが正しい、合理的である、コストパフォーマンスが良い」などということと
「じゃあ、ウチの会社にはどんなシステムを入れるか」は全く別の問題であり
理想と現実のバランスを取るのは大局観の成せるワザです。
この観点が欠けた社内SEは、とにかく巨大・とにかく先進的・とにかく多機能なシステムを欲しがるでしょう。
本日もお疲れさまでした。
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