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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.50 2015.02.27(土)高橋実

標準的なパッケージソフトを導入して失敗するのはなぜか

お世話になります。
の、高橋です。

世の各中小企業におかれましては、生き残り、顧客囲い込みのため
他社との差別化を図らんとして
会社独自の文化やルールを醸成することにそれぞれ専念されていることでしょう。

仕事のやり方で差別化を図らねばならぬのは
取り扱っている商材それ自体の差別化要素が薄い(つまり同業他社が存在する)からでしょう。
標準的なやり方ではライバルに勝てないため、
日本の各中小企業は切磋琢磨して自社オリジナルの勝ち方を探しています。

標準的なパッケージ・ソフトウェアは、とても魅力的なサービスです。
多機能、安価、汎用的、使いやすそう・売りやすそう、
まるで世にあるすべての会社がそれを使ってもよいのではと思える出来に
システム屋としての理想像まで見てしまいます。

では、すべての企業の業務がパッケージソフトで周るのか?というと
答えはNOです。
そして、わたしたちのようなオーダー・半オーダーが主であるシステム屋が
数多く生き残っているのはなぜか?と申しますと
そのキモは、冒頭で述べた「世の各中小企業の生き残り戦略」にあります。

生き残りの戦乱を勝ち抜いた中小企業は、
必ず内部に「独自の思想」を持っています。
その思想は根強く、従業員だけでなく取引先にまで伝わっています。
そのような輪の中に「標準的なパッケージソフト」を投入しても
うまくかみ合わないんですね。
標準的なパッケージソフトでは、企業独自の文化・企業独自の顧客戦略には対応しきれず
表面的には使えそうなシステムに見えても、導入後にあちこちでボロが出ます。

そういった要素を見極められるようなシステム営業マンに出会えた企業は、大変幸せだと思います。

本日もお疲れさまでした。

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