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全国業務システム相談センター 業務システム・コラムVol.22 2012.07.25(木)高橋実

システムの「できます」に隠されたウソ

お世話になります。
の、高橋です。

ある企業におけるシステムの打ち合わせに参加したときのお話です。

参加者は
 ・社長さん
 ・その企業さんにシステムを提案している営業マン
 ・わたし
の3者です。

わたしは「その企業の社内SE(システム・エンジニア)です」という立場で、
打ち合わせに参加しました。

本当はわたしは社内SEでないのですが、
社長さんからそう名乗るように依頼を受けての参加です。

 (実は、こういったご依頼は多く寄せられます。
 このときはご丁寧に、名刺まで用意してくださっていました。笑)

なぜ社長さんとわたしがタッグを組んでこのようなことをするか?の理由は
「SEがいると、営業は安易に『できます』と言いにくくなる」
ことにあります。

○○を導入すると、△△ができます!

営業マンがこんなことを言おうものなら

・できる/できないの定義は何にあるとお考えか?
・いままでウチができていなかったという認識を持つべきか?その根拠は?
・0-100点でいうと現状およそ何点で、導入後は何点になると予想するか?
・○○導入⇒「運用」⇒目標達成、のプロセスとなるはずで
 その「運用」は具体的にどのようなものか?
 ※「導入」の具体的要素については、質問しなくても相手から提示されることが多いので聞かない場合が多いです
・目標達成の手段は「○○の導入」しか存在しないのか?代案はお持ちか?

…などと、大量のツッコミを営業マンに浴びせます。
そうすると、打ち合わせの回数がグッと減らせて、
システム選定がよりスムーズに行えるようになります。
同じ検討期間でより多くの相見積もりを取ることもできるようになるので、
導入費用面でも有利です。

何より、社長さんの「システムを買う買わないの迷い、どれにするかの迷い」が薄くなると好評をいただき、
わたしたちとしても嬉しい限りです。

社内にSEを雇われていない社長さんは、
ぜひわたしたちを頼ってみてはいかがでしょうか?

本日もお疲れさまでした。

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