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お世話になります。
の、高橋です。
先日とある企業さんへ、
「全社業務マニュアル作成」の名目でお伺いし、各所にアンケートを取りました。
この名目はあくまで名目であり、
社長さんからの本当の依頼は「ムダな仕事の洗い出しをせよ」です。
事前に、社長さんからは
どのようなムダがあるかについての認識を
概要的にお聞きしてから訪問しました。
調査の結果、ほぼ社長さんの認識で合っていたのですが、
１部署だけ予想と遥かに大きく異なるムダ具合が露見しました。
それは経理部門のムダ仕事でした。
事前予想は「資料作成や締作業のための他部門・取引先とのコミュニケーションが、どうしても遅れがち」
でして、それはそれで確かに業務の課題として存在するのですが、
それとは別に「振替伝票を全量手書きしている」というムダ仕事を日常的に繰り返していることがわかりました。
その枚数は一日約100枚、月に約2,000枚にも及びました。
もちろん経理部長をはじめとした部門の従業員は皆善良な労働者であり、
「昔からこうだった」「これが無かったら困る」という理由（？）でその手書き仕事を続けていました。
ただ、その調査結果を聞いた社長さんは相当なショックを受けたのか
眉間にシワを寄せて目を強く閉じ、数秒間のうめき声をあげていました。
この現代において、仕事のやり方に疑問を抱かず
改善の糸口を見つけようともせず働き続ける従業員は
いくら善良であっても、「現状維持人間」というレッテルを貼られてしまいます。
疑問の声だけでも挙げて頂ければ
そのレッテルを貼ったり貼られたりという軋轢が生まれる前に
わたしたちがお手伝いできるかもしれません。
遠慮なく頼っていただけますと幸いです。
本日もお疲れさまでした。
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